
恋密度〜官能・従兄妹編
第3章 愛蜜狂い
「…っ…真美、痛いか」
お兄ちゃんは腰をゆっくり動かしながらアタシの髪を撫でる。
「ん、ちょっと…っでも大丈夫お兄ちゃんっ…優し…からっ」
「真美、どこが痛い」
「…っ…入り口が、ピリピリ…するっ」
晃一はゆっくりと腰を前後に揺らしながら探るように訪ねる。
「入り口だけ?…他は?…中は?、奥は痛くない?」
「…っ…ん大丈…はあっ……奥も、あとは気持ちぃ」
「気持ちいい?…よかった…入り口が痛いのか…じゃあゴムが擦れて痛いのかもな、もうちょっと慣れたら全部気持ちよくなるよ」
早く真美を気持ちよくしてあげたい──
晃一はそんな想いで真美の身体に浅く入ったまま入り口をほぐすように腰を回した。
前後の動きとちがった感触と締め付けに晃一の口からも息が漏れる。
「…っ…真美、まだ痛い?」
「…んふっ…少し…っ…」
「そか…真美、たぶんこれなら気持ちよくなるよ」
