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甘い恋の始まりは最悪の出会い

第1章 日常

そう言って俺は意地悪く笑った。

虎「チッ…イチャつくなら部屋行けよ」

虎我は機嫌悪そうに振舞ってリビングへ入って行った。

逃げたな。

俺はそう思ったが美咲は違うようだ。

美「…あたし、今日はやっぱり帰ろうかな…」

少しシュンとした美咲が言った。

ギュッ

龍「帰さない」

そう言って抱きしめた。

美「ッ…///」

顔を赤くした。

そう言うとこ可愛いな…
だから絶てぇ手放したくねぇ。ってか手放さねぇ。

特に虎雅にはな。

龍「これからは虎雅に近づくな。」

美「えっ?何で?」

そう言って首をかしげた。
やっぱり、不安だ。
美咲は鈍感で天然だからな…
無意識に誘ったりしてそう…

龍「言う事聞かねぇと襲うぞ」

美「わ、わかったから!!ってか、会社で襲わないって言ったのに襲ったじゃない!」

俺を見上げてそんな事を言ってきた。
ほら…今…上目ずかい。
他の男にこんな事してねぇよな…?

はぁ…すっげぇ不安…

龍「努力するって言っただけだし〜」クスッ

俺は笑って言った。

美「もぅ!!」

そういって俺を睨むその目も可愛くて仕方ない俺。

やば、依存しすぎかもしれねぇな、、俺。

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