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あなたは特別

第3章 私は特別?







「お先に失礼します、お疲れ様です」



何度この言葉を見送っただろうか
時計は8時をさしていて


ずっと画面をみつめているから
肩がこるし、目が痛い



「うぅーん、コーヒーでもいれようかしら」



伸びをして私は給湯室に向かった




もうこのオフィスには誰もいない




このオフィスには




給湯室の前でまたも足を止めざるおえなかった




「ああっん…あっあっ…はぁ」


喘ぎ声が聞こえてきたから



「もっと…もっとしてぇ…んはぁ…あんっ
 とー…じょう…さんっ」



 
耳を疑った


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