
女性恐怖症
第1章 女性恐怖症
高校に入学して、早1ヶ月。
俺、立花 芽留は男子校生活を満喫してます!
「おはよー、芽留」
「おはよー」
校門の所で立ってると後ろから友達の月宮 咲夜が来た
「いつも、思うんだけど芽留の髪で地毛?」
俺の髪は、金髪。
別に不良って訳じゃないよ!
「うん、地毛。親が外国なんだよね」
「へー、すげぇー」
目を輝かせながら俺のかみを撫でてくる咲夜
「めーるー!おっはよー!」
「うぇ…」
急に後ろからきた振動にたえれず、ずべし!と転ぶ
「いったぁ…」
「ほら、連。芽留から降りろよ…全く」
転ぶ俺にはお構いなしに、俺の上に乗ってる一瀬 連
「ほら、連。降りなよ皆見てるよ」
そして最後に色気を出しながら俺たちに近づいてくるのが笹木 唯
「いいじゃんー俺、芽留に抱きつきたいもんー」
ぶーと頬を膨らませながら、抱きついてくる連
「あはは…抱きつくのはいいけど。降りてくれると嬉しいな」
流石に皆の前でやられると恥ずかしい…
それにここ、校門だから他校の人とかがチラチラ見てくるんだよね
