
女性恐怖症
第1章 女性恐怖症
「ねぇねぇー、今日合コンいこーよ」
相変わらず、俺に抱きつきながら言う連
ってか、合コンって…
「また、俺のファンが増えるな」
とか言ってる唯…、それよりも
合コンとか、無理だ
「俺はいいやー」
「えー行こうよー」
肩をガシッ!と捕まれそのままグラグラと揺らされる
酔うな、これ…
「まぁまぁ、連落ち着けって」
「ぁ、咲夜」
ピタッと連の動きがとまる。
とりあえず、助かった
「ほら、芽留は俺との先約があるんだよ。わりぃな!」
「えー」
なっ!と俺に同意を求めてくる咲夜
「う、うん!ごめんね!」
「それなら、しょうがないか…」
そういうと何とか、諦めてくれた連。
それよりも、咲夜。
なんていいやつなんだ!
と1人、感動する自分がいた。
