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忘れた頃に…

第45章 聞いて…



「遅くなっちゃってごめんなさい。」

ドアを開けて、顔だけを覗かせた。

”おかえり。
楽しかった?”

「聞いてくれる?」

”お茶入れてくれる?”

「お茶?コーヒー?」

”お茶にしようかな。”

「着替えてくるから、リビングで待ってて。」

そう言って、部屋のドアを閉めた。

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