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忘れた頃に…

第45章 聞いて…



寝室に荷物を置き、急いで着替えてリビングへ行く。

濃い目のお茶を2人分入れて、主人の向かいに座った。

なんとなく、隣に座る事を避けた。

「あのね、結婚式なんだけどね…」

”楽しかったんでしょ? 顔を見ればわかる。
それよりさ、祐介から電話があって、出張でこっちに来てるって言うから、今夜飯食いに行く事にしたんだ。
子供達には話してあるから。良いよね?”

「あ…うん。わかった。」

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