テキストサイズ

忘れた頃に…

第47章 40歳 秋



支度をして、ランチの終わる頃にお店に着く様に出掛けた。

お店は意外と空いていて、30分もしないうちに客は私一人になった。

”ともちん、お昼は?”

「食べてないけど…いらない。」

”やっぱりか。”

「やっぱりって?」

”ちょっと待ってて。”

そう言って、厨房へ入っていった。

本当に何もいらないんだけどなぁ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ