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忘れた頃に…

第47章 40歳 秋



5分もしないうちに現れた真琴の手には、2つのカップ麺と砂時計。

「カフェでカップ麺ってどういう事よ!(笑)」

”最近ハマってるんだよね!”

「ハマってるって…まぁ、いいか。」

2人で砂時計の砂が落ちるのを、黙って見ていた。

久しぶりに食欲がわいてきた。

「いただきます!」

”どうせまともに食べてなかったんでしょ?”

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