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忘れた頃に…

第49章 可哀想なんかじゃない…



「自分の為にケーキ予約するのもめんどくさいからね。(笑)」

『そうなんだ…
ご主人も子供達も、誕生日知らないの?』

「そんなことないと思うけど…」

『今日は?』

「みんな夕御飯は外で済ませるって言うから、1人だよ。」

『それって、寂しくないの?』

「別に…」


寂しい?…

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