
純粋少女と不良少女。
第2章 出会い。
奏多くんっていうんだ。
顔もかっこいいし
名前までかっこいいんだ。
「ちなみに俺らは
りかたちより一つ上で
高1だからねっ!DKってやつ?♪」
「奏多くんは彼女とかいるの〜?」
りかが翔太くんの言葉を無視して
奏多くんに話しかけた。
「ちょ、りかぁー
俺の言葉しかとすんなよ〜」
「うるさい!
いいからだまってて!」
翔太くんはちぇって言いながら
仕方なくだまった。
「で?どうなのー?♪」
「彼女はいないよ〜」
「彼女はってことは!
好きな人はいるの?」
りかは奏多くんに
がんがん質問していく。
「いや募集中かなっ♪」
「だってよ瑞稀っ♪」
りかはにやにやしながら
あたしにいってくる。
なにを考えてるか
わかるんですけどっ!
