
純粋少女と不良少女。
第2章 出会い。
「それじゃあね、瑞稀っ♪」
「送ってくれてありがとう♪」
にこっと笑って
あたしに背を向けて歩き出した。
「あっあの!」
「どうしたー?」
「そのっ、メール
してもいい、かな?」
奏多はきょとんとして
「いいよっ♪」
それだけいって
手を振って帰っていった。
きゅん
きゅんっ?なにこれ?
あたしはちょっと
どきどきしながら家に入り
階段をかけあがり
自分の部屋にはいった。
きゅんってなんだきゅんって。
あたしはそのまま
ベットに倒れこんだ。
「心臓動くのはやい。なんだろ。」
よくわからないまま
そのまま眠りについた。
