テキストサイズ

純粋少女と不良少女。

第4章 日曜日。




土曜の夜ー


ついに明日だっ!

興奮して眠れないよ。



そうだ!りかに話そう。





プルルルル、プルル



「もしもーし。」

「瑞稀ー?どしたの?」

「いやあのさ、明日
奏多とデートすることになりました」

「ふーん。そうなんだ。

って、え?まじ?ほんと?」


「うん。ほんと。」

「そっかぁ。頑張ってね♪」

「ありがとう♪」

「ていうか2人はいつの間に
名前呼びになってんのよ〜」

「えへへ〜」

「その様子だと自分の気持ちに
気付いたみたいねっ♪」

「よくわかんないけど
明日、頑張るね!♪」



がくっ


「ありゃりゃ。だめだこりゃ。」


りかが変な音とともに
小声でなにかいった。


「りかなんかいったぁ〜?」

「ううん。なんでもないよ!」

「そっか!じゃあおやすみ!」

「うん!いい報告まってるよ♪」


電話を切り、布団に入り
眠りについた。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ