純粋少女と不良少女。
第3章 恋ですか?
「楽しかったね♪」
「おぉ〜!そうだな♪」
2人で他愛ない話をしながら帰った
家の前まで送り届けてくれると
「あのさ、今度
2人でどっかいかない?」
奏多がそういった。
「うん、いいよ!
2人で、」
ん?2人で?
どっかいかない?
ええええぇぇぇ?
「えっ?ふた、2人で?」
あたしは鯉みたいに
口をぱくぱくさせながら言うと
「うん、だめ?かな?」
「だめじゃない!」
「じゃ、来週の日曜な!」
「うん、おやすみ。」
そういって、家に入り
階段をかけあがり
部屋に入りドアを閉めた。
2人で。おでかけ。
これって、デート?
わぁあああぁぁあ♪
やばい。やばいかも。
に、にやける。ふふ
ベットの上でぴょんぴょん飛び跳ねた。
日曜なに着てこうかな〜♪
クローゼットから服を出し
1人ファッションショーをはじめた。
あれ。あたしいつの間にか
奏多に会うのが楽しみになってる?
奏多のことを考えるとどきどきする。
これって、恋?なのかな。