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純粋少女と不良少女。

第5章 勉強会




図書館ーー






机に座り奏多を待つ。





20分後。



「瑞稀。お待た、せ?」




すぴ〜すやすや



「ねてる(笑)」



「おい、みず「ん〜かな、た〜むにゃ」

「えっ。」




ぱちっ



「あっあれ?あたしねてた?
奏多、ごめっ」



体を起こして奏多に謝ると
奏多は頬を赤く染め、
口を手で抑えている。


「かな、た?」

「わっ、わり!
勉強!はじめよっか!」


そういっていつもの笑顔で
ふわっと笑う。

いつもの奏多だ。

さっきのは気のせいかな?









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