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そして僕は君のもとへ……

第1章 再会。



「ごめんな。」

……たった今、俺は振った。

この言葉、

俺は何人の女に言ったんだろうな。


そんな事を考えながら、

俺は意味もなく、近くの公園に居た。

「梓?…お前、また女捨てたのかよ」

「捨てたんじゃねぇよー」

ま、実質捨てたようなもんだけどな

「大智、お前今暇だよな?」

「? まぁ…」

「んじゃ、行くぞー」

「お前も懲りねぇなぁー」

俺はまた、女を探しに街に向かった。

通り過ぎる子、皆が可愛い訳じゃない

誰でもいいって事はないんだ。

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