殺人鬼の棲む島
第17章 3日目 早朝
ソラも顔を洗いに一度部屋に戻るとリビングはしばらく無人となった。
その無人のリビングに現れたのはTOMだった。
「っと……誰もいないんだ」
無人のリビングを見て独り言を呟く。
そのままキッチンに向かい、コーヒーメーカーでコーヒーを作る。
しばらくすると室内に芳ばしい香りが立ち込める。
「おはようございます」
そこに悠夢が入ってきてTOMに挨拶をする。
「おお。おはよう。よく寝れたかな?」
「………いいえ」
人畜無害なTOMの笑みに悠夢は軽蔑したような視線を向ける。
それでも怯まないのはTOMらしさだった。
「そりゃそうだよなぁ。二人も死んでるのによく寝れた? はないよな」
そう言いながらTOMはカップにいれたコーヒーを悠夢に渡す。
その無人のリビングに現れたのはTOMだった。
「っと……誰もいないんだ」
無人のリビングを見て独り言を呟く。
そのままキッチンに向かい、コーヒーメーカーでコーヒーを作る。
しばらくすると室内に芳ばしい香りが立ち込める。
「おはようございます」
そこに悠夢が入ってきてTOMに挨拶をする。
「おお。おはよう。よく寝れたかな?」
「………いいえ」
人畜無害なTOMの笑みに悠夢は軽蔑したような視線を向ける。
それでも怯まないのはTOMらしさだった。
「そりゃそうだよなぁ。二人も死んでるのによく寝れた? はないよな」
そう言いながらTOMはカップにいれたコーヒーを悠夢に渡す。