殺人鬼の棲む島
第17章 3日目 早朝
「聞いた話だと昔からそう呼ばれてて由来は誰も知らないみたいでしたよ?」
レタスにマヨネーズをかけながら答えたのはみじろっぷ。
「そりゃ黒い鵜がたくさんいるからなんじゃないですか? 結構海岸線には鵜がたくさんいましたし」
綴恋愛も話に加わる。
「いや……それがなんか気になって……」
「何が気になるんです?」
「いや……鵜って普通黒いんだよ」
「えっ……?」
TOMの指摘にみじろっぷ、綴、紫響が驚く。
ゆきめは無反応で目玉焼きを咀嚼していた。
「南半球には白い鵜というのもいるみたいだけど、普通は黒い羽を持った生き物なんだ。それなのにわざわざ黒い鵜の島って、なんか変じゃないか?」
レタスにマヨネーズをかけながら答えたのはみじろっぷ。
「そりゃ黒い鵜がたくさんいるからなんじゃないですか? 結構海岸線には鵜がたくさんいましたし」
綴恋愛も話に加わる。
「いや……それがなんか気になって……」
「何が気になるんです?」
「いや……鵜って普通黒いんだよ」
「えっ……?」
TOMの指摘にみじろっぷ、綴、紫響が驚く。
ゆきめは無反応で目玉焼きを咀嚼していた。
「南半球には白い鵜というのもいるみたいだけど、普通は黒い羽を持った生き物なんだ。それなのにわざわざ黒い鵜の島って、なんか変じゃないか?」