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殺人鬼の棲む島

第3章 一日目 朝

「わぁ……上手ですねkuroさん!!」

みじろっぷは眼鏡の奥の目を凝らして観賞する。

「そうでもないですよ。まだまだですから……」

「私も絵、描きたいんですよねー。教えてくださいよ!!」

「もちろん!! って私もまだまだですけど」

「素敵な男子の絡み合う絵とかも描けるんですか?」

「えっ?」
「えっ?」

二人は互いに固まって見つめあう。



「ほら、アレ。向こうから来るのが最後の一人じゃない?」

綴恋愛が指を指して夏野ソラに伝える。

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