殺人鬼の棲む島
第24章 3日目 夜更け リビング
「わ、わたしはオフ会のあと旅行しようと思って荷物が多いって言いましたよね!?」
「私も家出中だから荷物多いんですよっ!!」
綴と悠夢は慌てて弁明をする。
「私は一週間と知っていたらあのトランクをあと二つは持って来たかったわ」
臆するところなく紫響が述べる。
「まあ、待てよ。別に一週間と聞いてた人間が殺人鬼とは限らないだろう?」
ソラが反論する。
「いえ。それはあり得ません」
ゆきめはきっぱりと言い切る。
「すまいるさんが一週間と伝えたとき、全員が驚き、戸惑いました。そしてすまいるさんに文句を言ったんです。確実に一人は聞いて知っていたはずなのに。なぜそれを隠す必要があったんですか?」
ゆきめの推理に即答できるものはいなかった。
「私も家出中だから荷物多いんですよっ!!」
綴と悠夢は慌てて弁明をする。
「私は一週間と知っていたらあのトランクをあと二つは持って来たかったわ」
臆するところなく紫響が述べる。
「まあ、待てよ。別に一週間と聞いてた人間が殺人鬼とは限らないだろう?」
ソラが反論する。
「いえ。それはあり得ません」
ゆきめはきっぱりと言い切る。
「すまいるさんが一週間と伝えたとき、全員が驚き、戸惑いました。そしてすまいるさんに文句を言ったんです。確実に一人は聞いて知っていたはずなのに。なぜそれを隠す必要があったんですか?」
ゆきめの推理に即答できるものはいなかった。