殺人鬼の棲む島
第30章 4日目 朝 黒鵜館大浴場
お湯の中で固くなった体を揉みほぐし、緊張をゆっくりと解していく。
思わず鼻唄まで奏でた時、ガラガラッと浴室の扉が開く音がしてゆきめは湯槽で転倒しそうなほどに驚く。
「うわぁ想像以上の立派さだなぁ」
「本当……綺麗……」
浴室に入ってきたのは遥風と綴恋愛だった。
「あ、あのっ!! 僕入ってますっ!!」
慌ててゆきめは湯気に向かって叫んだ。
「きゃああっ!?」
ゆきめの声を聞いて綴はタオルで体を隠してその場にしゃがみこんだ。
「おおー!! ゆきめ少年も入ってたのか」
しかし遥風は怯むことなく湯槽へと歩いてくる。
普段から男勝りの金田一コスプレ娘は浴室でもあっけらかんとしていた。
「ちょっ……遥風さんっ!?」
なんと遥風は体を一切隠すことなく、丸裸の格好でゆきめの前へと現れたのであった。
思わず鼻唄まで奏でた時、ガラガラッと浴室の扉が開く音がしてゆきめは湯槽で転倒しそうなほどに驚く。
「うわぁ想像以上の立派さだなぁ」
「本当……綺麗……」
浴室に入ってきたのは遥風と綴恋愛だった。
「あ、あのっ!! 僕入ってますっ!!」
慌ててゆきめは湯気に向かって叫んだ。
「きゃああっ!?」
ゆきめの声を聞いて綴はタオルで体を隠してその場にしゃがみこんだ。
「おおー!! ゆきめ少年も入ってたのか」
しかし遥風は怯むことなく湯槽へと歩いてくる。
普段から男勝りの金田一コスプレ娘は浴室でもあっけらかんとしていた。
「ちょっ……遥風さんっ!?」
なんと遥風は体を一切隠すことなく、丸裸の格好でゆきめの前へと現れたのであった。