殺人鬼の棲む島
第30章 4日目 朝 黒鵜館大浴場
「か、隠してくださいよっ!!」
ゆきめの方が恥ずかしくなり顔を背けて湯槽の端で丸くなる。
「そうか……ごめんごめん」
笑いながら遥風は洗い場へと歩いていった。
嫌がる綴を無理矢理引っ張って遥風が体を洗う。
「おお綴ちゃんはおっぱい大きいなぁ。私に分けてよ」
「そ、そんなに大きくはないからっ!! 大きいのはみじろっぷさんでしょ!!」
「むう……それは貧乳の私にたいしての差別発言だな……」
「きゃっ!? ちょっ、ちょっとやめて!! そんなとこ自分で洗うから!! てか洗うというより揉んでるでしょ、それ?」
「悪い悪い。ほら、お詫びに私のも揉ませてあげるから」
「けっ……結構よっ!! 変態ッ!!」
女子がきゃっきゃっと声をあげるのをゆきめは固まったまま聞いていた。
さっさと上がりたいが二人は入り口付近の洗い場で体を洗っている。
ゆきめの体は立つに立てない現象が起きていた。
いや、すでに立っているといえば立っていた。
生々しい女子の会話で妄想を逞しくして。
ゆきめの方が恥ずかしくなり顔を背けて湯槽の端で丸くなる。
「そうか……ごめんごめん」
笑いながら遥風は洗い場へと歩いていった。
嫌がる綴を無理矢理引っ張って遥風が体を洗う。
「おお綴ちゃんはおっぱい大きいなぁ。私に分けてよ」
「そ、そんなに大きくはないからっ!! 大きいのはみじろっぷさんでしょ!!」
「むう……それは貧乳の私にたいしての差別発言だな……」
「きゃっ!? ちょっ、ちょっとやめて!! そんなとこ自分で洗うから!! てか洗うというより揉んでるでしょ、それ?」
「悪い悪い。ほら、お詫びに私のも揉ませてあげるから」
「けっ……結構よっ!! 変態ッ!!」
女子がきゃっきゃっと声をあげるのをゆきめは固まったまま聞いていた。
さっさと上がりたいが二人は入り口付近の洗い場で体を洗っている。
ゆきめの体は立つに立てない現象が起きていた。
いや、すでに立っているといえば立っていた。
生々しい女子の会話で妄想を逞しくして。