殺人鬼の棲む島
第34章 4日目 夜更け プレイルーム
「なんかもう、無茶苦茶だね……このままじゃ殺人鬼が誰かとか関係なく、今すぐにでもここで殺し合いが始まって明日の朝には全員死んでるかもね」
遥風の一言でみんなの動きが止まる。
「遥風の言う通りだな……これじゃ殺人鬼以外の人に殺されかねない」
落ち着きを取り戻したソラが同調した。
「そうね……落ち着きましょう。仮にも『そこそこ大人のケータイ小説』のオフ会なんですから」
皮肉な口調で紫響が笑う。
「そこそこ大人って割に京茶屋さんや紫響さんみたいなずいぶん大人と悠夢ちゃん望ちゃんみたいな可愛い子供が残っちゃったけど」
遥風の軽口でみんながクスッと笑った。
「ふざけないでよっ!! 私は十三歳よっ!! 充分大人なのっ!!」
一同の笑いを掻き消したのは悠夢の怒った声だった。
遥風の一言でみんなの動きが止まる。
「遥風の言う通りだな……これじゃ殺人鬼以外の人に殺されかねない」
落ち着きを取り戻したソラが同調した。
「そうね……落ち着きましょう。仮にも『そこそこ大人のケータイ小説』のオフ会なんですから」
皮肉な口調で紫響が笑う。
「そこそこ大人って割に京茶屋さんや紫響さんみたいなずいぶん大人と悠夢ちゃん望ちゃんみたいな可愛い子供が残っちゃったけど」
遥風の軽口でみんながクスッと笑った。
「ふざけないでよっ!! 私は十三歳よっ!! 充分大人なのっ!!」
一同の笑いを掻き消したのは悠夢の怒った声だった。