殺人鬼の棲む島
第37章 5日目 早朝 黒鵜館リビング
悠夢はじっとそのプレートを見詰める。
「作るときは私が確認してたから大丈夫だよ」
遥風が付け足す。
「別に疑ってる訳じゃ……」
気まずそうに悠夢が取り繕う。
「いや、気にした方がいいよ。殺人鬼は罠を仕掛けて殺しに来るぐらいだから」
疑うのは悪いことではないということをソラが告げる。
「おはよう……ずいぶん静かね。音楽でもかけましょうか?」
紫響がのんびりした足取りでリビングにやって来る。
「薬、ありがとう」
京茶屋が紫響に礼を言ったがまるで聞こえなかったように無視を決め込む。
最後の一人である望がやって来て朝食となった。
風邪を引いている三人はやはりあまり食欲がないのか減る速度が遅い。
「作るときは私が確認してたから大丈夫だよ」
遥風が付け足す。
「別に疑ってる訳じゃ……」
気まずそうに悠夢が取り繕う。
「いや、気にした方がいいよ。殺人鬼は罠を仕掛けて殺しに来るぐらいだから」
疑うのは悪いことではないということをソラが告げる。
「おはよう……ずいぶん静かね。音楽でもかけましょうか?」
紫響がのんびりした足取りでリビングにやって来る。
「薬、ありがとう」
京茶屋が紫響に礼を言ったがまるで聞こえなかったように無視を決め込む。
最後の一人である望がやって来て朝食となった。
風邪を引いている三人はやはりあまり食欲がないのか減る速度が遅い。