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殺人鬼の棲む島

第41章 5日目 夜 黒鵜館大浴場

「いや、京茶屋さんは寝てください。順番ですから。私が行ってきます」

それをソラが制して立ち上がる。




「行くなぁあッッ!!」




遥風が叫んだ。

その声に望がびくんっと震える。

「…………行ってはいけない」

小さな声で遥風が繰り返した。


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