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殺人鬼の棲む島

第4章 一日目 昼

「僕はすまいるさん一緒なら何年だって大丈夫ですっ!!」

ゆきめが元気よく答える。

「あれー……でも誰かから期間聞かれて、一週間って質問に受けて答えたつもりだったんだけどなぁ」

「そんな大切なこと全員にはっきり言ってくださいよっ!!」

kuroが噛みつく。

「まあ、聞かない方も悪いよな」

夏野ソラはにやっと笑いながらkuroの肩にぽんと手を置いた。


とはいえ、kuroほど急を要してないが、こんな無人島に一週間もいたくないというのは全員の総意だった。

そのため船が通りかかったらなんとか呼び止めて乗せてもらおうということでとりあえずの決着がついた。

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