殺人鬼の棲む島
第6章 1日目 深夜
一応企画の発案者ということもあり、すまいるは一人、三階の一番大きな部屋に陣取っていたため、同じフロアーの部屋のものはいなかった。
「何があったんですか!?」
ぱくぱくと口を開くだけで言葉を発せられないゆきめに悠夢が近寄る。
「見るなッ!!」
慌てて夏野は悠夢の腕を引っ張り後ろへ追いやった。
これだけの生臭い匂いがしているということは室内がどのようなことになっているか、察したからだ。
夏野と目があった京茶屋は無言で小さく頷く。
京茶屋はしゃがみこんだゆきめを抱き上げ、TOMに預ける。
そして夏野と京茶屋は室内の様子を確認した。
「何があったんですか!?」
ぱくぱくと口を開くだけで言葉を発せられないゆきめに悠夢が近寄る。
「見るなッ!!」
慌てて夏野は悠夢の腕を引っ張り後ろへ追いやった。
これだけの生臭い匂いがしているということは室内がどのようなことになっているか、察したからだ。
夏野と目があった京茶屋は無言で小さく頷く。
京茶屋はしゃがみこんだゆきめを抱き上げ、TOMに預ける。
そして夏野と京茶屋は室内の様子を確認した。