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イケナイ関係

第7章 二人だけの夏休み

ドクン…
ドクン…

玲奈の胸の高鳴りが激しさを増していた。

…ヤバい
胸の高鳴りが、大津くんに伝わっちゃう…
いい加減、離れてよ

「…お前の心臓の音スゲェな。
めちゃくちゃ伝わってくる。まぁこんなに身体が密着してればイヤでも伝わるわな」

「……」

淳弘の強引さに負けてしまい海に到着

玲奈は、水着にならず砂浜でモジモジしていた。

「そんな所で突っ立ってないで早く水着になれよ。下に着てんだろ?」

「……」

玲奈は、嫌々水着(ビキニ)になった。
玲奈のビキニ姿に淳弘は、しばらく無言で見つめた。

淳弘の視線に気づいた玲奈は、服で上半身を隠した。

「隠すなよ。それ俺を喜ばす為に着てきたの?」

「ち…違う!!つかジロジロ見ないで!!」

「フッ…お前にしては、似合ってるよ」

ドキッ…

淳弘は、楽しそうに玲奈の腕を掴み走りだした。


「海に入ろうぜ!」

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