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イケナイ関係

第10章 一夜の過ち

玲奈は、脱いだ制服等を着て、淳弘が眠っている間に帰った。

翌朝
学校の用意をして玄関を開けると、そこに淳弘が待っていた。

「玲奈、おはよ!」

ドキッ

「おっおはよ…」

玲奈は、顔を真っ赤に染めながら背を向ける。

あの時の光景が頭に浮かんで、顔見れない……//////

「玲奈?」

淳弘は、玲奈の正面に立ち、超至近距離で顔を覗かせた。

「どうした?」

ドッキ~ン!!!

きゃああ~!おっ大津くんの顔が…//////

玲奈は、両手で顔を隠す。

「どうしたんだよ。顔真っ赤じゃん」

「み、見ないで!」

淳弘は、ニャリと笑みを浮かべ
「もしかして、俺に見られてドキドキしてんの?」

「ち、ちが…//////」

「ドキドキしてもらっても困るんだけどなぁ
俺、一応彼女いるし」

「だ…だから違うの!何で好きでもない人にドキドキしなきゃいけないのよ!」

「……」

淳弘は、特に何も言い返さなかった。

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