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もし、また此処で巡り逢えたら。

第2章 記憶の欠片

「神奈!早く来なさーい!」





玄関から聞こえてきたのは





その子の母親のものだろう





カンナ、確かにそう聞こえた





幸「名前からして…女の子かな」





葵「お友達になれるといいなー!」





すると背後からカンナ、という少女の母親らしき人から





声をかけられた





「あら久し振り!覚えてな…さそうね(笑)





私は、貴方達のお母さんの友達





…もう少しで娘が来るから遊んでくれるかしら?」





お久し振り、ということは





かなり前に会ったことがあるのだろう





幸「うん!」





葵「早く遊びたーい!」




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