
「再会」と呼べる「出会い」
第7章 転校生?
…はぁ
なんか憂鬱。
スミレちゃんに次朗君の事を連絡すると
「えっ!? ホントに?!
…定員決めないとキツいかな
絶対混乱するね
一応隠土先生にも相談したら?
弟なんだし…
考え直させてくれるかもよ」
…スミレちゃんは
次朗君が入部する事に
いささか反対らしい。
…私も…
正直、 嫌。
なんっか 苦手なんだよなぁ…。
…あれ?
昼休みが終わって五限目。
エミがいない。
また、サボリかな…。
他の子曰く、
エミが授業をサボる事なんて
よくあることらしいから、
私自身もてっきりそうなのだと思い込んだ。
それに六限目の前には
スッキリした表情で戻って来たし。
「保健室で休んだらスッキリしたわ。
なんか肩も軽くなったし。
たまには休む事も必要よね」
「そ そうだね…」
ズル休みにも説得力があるから
彼女は凄い…。
「けど変なの
私、いつ保健室に行ったっけ」
「昼休みでしょ?
次朗君とご飯に行って、その後」
二人で何処へ消えたやら…。
なんか想像したくない。
「次朗君?」
「うん 仲良くなれた?」
なれたよね。
だってエミだもん。
「次朗君となんてご飯食べてないわよ」
…
ってことはアレですか?
ご飯も食べずに…
なんかイライラしてきた
「今日は一人だったわ」
は?
「え だって」
「一人で学食行って…
その辺にいた人と一緒に食べたもの」
「… … は?」
狐につままれた気分って
きっとこんな感じだよね。
エミの言い方に嘘を言っている感じは
全くしない。
それにエミの性格で
次朗君と何かあったとして、
私に報告をしないということは
考えられない。
…聞きたくなくても
彼女なら赤裸々に教えてくれる、多分。
どういうこと?
だってさっき二人で…
「ほら、次移動でしょ?」
「あぁ、うん。」
なんか憂鬱。
スミレちゃんに次朗君の事を連絡すると
「えっ!? ホントに?!
…定員決めないとキツいかな
絶対混乱するね
一応隠土先生にも相談したら?
弟なんだし…
考え直させてくれるかもよ」
…スミレちゃんは
次朗君が入部する事に
いささか反対らしい。
…私も…
正直、 嫌。
なんっか 苦手なんだよなぁ…。
…あれ?
昼休みが終わって五限目。
エミがいない。
また、サボリかな…。
他の子曰く、
エミが授業をサボる事なんて
よくあることらしいから、
私自身もてっきりそうなのだと思い込んだ。
それに六限目の前には
スッキリした表情で戻って来たし。
「保健室で休んだらスッキリしたわ。
なんか肩も軽くなったし。
たまには休む事も必要よね」
「そ そうだね…」
ズル休みにも説得力があるから
彼女は凄い…。
「けど変なの
私、いつ保健室に行ったっけ」
「昼休みでしょ?
次朗君とご飯に行って、その後」
二人で何処へ消えたやら…。
なんか想像したくない。
「次朗君?」
「うん 仲良くなれた?」
なれたよね。
だってエミだもん。
「次朗君となんてご飯食べてないわよ」
…
ってことはアレですか?
ご飯も食べずに…
なんかイライラしてきた
「今日は一人だったわ」
は?
「え だって」
「一人で学食行って…
その辺にいた人と一緒に食べたもの」
「… … は?」
狐につままれた気分って
きっとこんな感じだよね。
エミの言い方に嘘を言っている感じは
全くしない。
それにエミの性格で
次朗君と何かあったとして、
私に報告をしないということは
考えられない。
…聞きたくなくても
彼女なら赤裸々に教えてくれる、多分。
どういうこと?
だってさっき二人で…
「ほら、次移動でしょ?」
「あぁ、うん。」
