
「再会」と呼べる「出会い」
第10章 文明の利器
「あの次朗さ…次朗くん」
「…なる程、そうすりゃいいのか」
真剣な顔で
百瀬に携帯の使い方を教わっている。
ミカの事、気付いてないのか?
追いかけねーのかよ…。
「次朗くん、携帯借りていい?
…ってちょっと!! 香田っ!!」
俺は百瀬の手に渡ろうとした
次朗さんの携帯を無理矢理ぶんどった。
「聞きに来たのは俺の連絡先だろ?」
「うん、お願い」
次朗さんは、
この状況を全く気にしてないかのように
微笑んだ。
ミカの事は気になんねーのかよ
「はい、入れといた。」
「ありがと。
エミ先輩も、ありがとね」
「えっ 次朗くん
私とは交換してくれないのっ?」
「だってほら、もう、
時間ないから
リョウちゃん、またね」
笑顔でそう言うと、
次朗さんは教室を出て行った。
「えーっ!まだ10分もあるわよ」
「…なる程、そうすりゃいいのか」
真剣な顔で
百瀬に携帯の使い方を教わっている。
ミカの事、気付いてないのか?
追いかけねーのかよ…。
「次朗くん、携帯借りていい?
…ってちょっと!! 香田っ!!」
俺は百瀬の手に渡ろうとした
次朗さんの携帯を無理矢理ぶんどった。
「聞きに来たのは俺の連絡先だろ?」
「うん、お願い」
次朗さんは、
この状況を全く気にしてないかのように
微笑んだ。
ミカの事は気になんねーのかよ
「はい、入れといた。」
「ありがと。
エミ先輩も、ありがとね」
「えっ 次朗くん
私とは交換してくれないのっ?」
「だってほら、もう、
時間ないから
リョウちゃん、またね」
笑顔でそう言うと、
次朗さんは教室を出て行った。
「えーっ!まだ10分もあるわよ」
