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「再会」と呼べる「出会い」

第16章 それは襲い来るもの

「 はい」


「まぁまぁ! 嬉しいわ
!!
 私のこと、おじいちゃまから
 聞いてる?」

おじいちゃま… 
あぁ、次朗のことか。

「は…はい」

「梅子よ
 地界で商いしてるの
 月子さんと結ばれたら
 いつでもいらしてね」


梅子さんはそういうと
俺に鍵のような物を渡した。

…  結ばれたら…


「これは?」

「これを握って
 念じればいつでも来れるから
 料金はサービスさせて頂くわ」

「あら隠土先生 良かったわね」

校長先生がこちらを見て微笑んでいる。


梅子さんがやってる商いって
確か…


『ラブホテルみたいなものだよ』



…    !!!



「隠土先生 真っ赤ですね」

「え?!」

松井先生がニヤリと笑った。

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