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「再会」と呼べる「出会い」

第3章 再会日和

「部活が終わったら
 この間のアイス屋さんに行かない?」

「いいね!
 こないだと
 違うフレーバー食べたいし…」

ミッチが私を見る。

「ミカティ、
 何か抱え込んでるでしょ?」

……分かっちゃった

「ここじゃ
 話しにくいこともあるしね
 あの店、奥の方だと
 パーテンションで区切られてたし」

「……」

「ミカティ?
 私達にも、言えないかな?」

「ううん…二人には話す」

「…言える範囲でいいから」

…ヤマチャンの表情が優しい。

「じゃ、終わったら、迎えに行くよ」

「うん」

私達はそれぞれの部活に行く為、別れた。

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