
好きで、好きで、好きで。
第4章 初めて
あまりの締め付けに、優斗は早くも達しそうになっていた。
身体の小さな操が必死にしがみついてくる。
その顔は涙でぐしゃぐしゃだった。
『ごめんっ操っもう出るっ!!』
『うん、いいよっ!』
痛みを耐えながら、操は小さく笑った。
その笑顔に優斗はびくっとすると、すぐにモノを取り出し彼女の腹にぶちまけた。
『はっ…はっ…』
『ん…熱いねぇ、優くんの…』
自分の上で荒く息をする優斗を見上げつぶやく操。
優斗は放出したあとの虚無感と一緒に、吐き出された欲望の中に血が混じっているのを見て、奥歯をかみ締めた。
『…ごめん…』
『??』
操はくりくりした目をぱちくりさせて首をかしげた。
『どうして?』
『だって…』
