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BL~中編・長編集2~

第9章 ~番外編②~

「…激しくしてっ…? 足りないよ~///」

「~っ!?///」

そう言ってしがみついてくる翔に、少なからず残っていた理性が完全に切れてしまった。

「ああっ!! 弘樹っ…激しッ…ア…っ…んんッ!!」

激しく腰を打ち付けると、翔の方も限界だったようで、耳元で小声で訴えられた。

「ひろ、きっ…もっ…」

「あぁ…俺も…ッ…」

ラストスパートと言わんばかりに腰を打ち付ける。

「あっ!!」

「…っ…」

最後に思い切り突き上げると同時に、二人一緒に果てた。






「嘘つき~…」

「ごめんごめん。」

行為を終えた後、二人でお風呂に入って、ベッドに戻った。

「手加減するって言ったじゃん!!」

「翔が可愛いから、我慢できなかったんだって。」

俺の言葉に、翔は顔を真っ赤にして「バカ!!」と言って俺を叩くと、そっぽを向いてしまった。

「…ほんとにごめんって。」

謝りながら、翔を後ろから抱きしめる。

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