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親友の執事

第1章 私たち



私も円香の準備の手伝いをして、なんとか車に乗り込んだ



車で運転してくれていたのは、若い執事の人…



よく見ると、とても整った顔立ちをしていて、芸能人みたいだった



「こんなカッコイイ人、前に居たっけ?」



私はすぐに小声でボソっと円香にたずねた



「うん、半年前に来たんだよ〜。あれ?怜、知らなかった?」



円香は驚いた顔をしながらクスクスと笑った



「えーっ、教えてよ〜っ!」



ほっぺたを少し膨らませ、拗ねたように言うと、円香はまた上品に笑った


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