テキストサイズ

とあるホストの裏事情・完

第11章 やっぱり、大好き

「ねむ……」
「昨日何時に寝たんだよ」
「3時…」
「はぁ!?」


そんな俺らのやり取りを黙って見ていた遥は、顔を赤くしていた。


「ん、どした?遥」

将悟がアクビをしながら聞くと、もっと顔を赤くしてうつ向いた。

「いやっ、何でもないです……」

明らかに、照れている。
俺はその瞬間全てを察した。 あーあ…なるほどねぇ…?
要するに……

好きだろ、将悟のこと。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ