とあるホストの裏事情・完
第11章 やっぱり、大好き
◇◆◇◆◇◆
何なんだよ…………コイツ!!!!
何!?マジで、さっきから将悟にベタベタベタベタ引っ付きやがって!!!女子か!!!お前は!
いい加減、は!な!れ!ろ!
俺は内から込み上げてくる怒りと嫉妬心を押し殺し、疼く拳を納め、グラスを手に取った。
新人歓迎会をしている。
俺のときは無かったけど、ここの店も進化している。
あっちで先輩達がワイワイガヤガヤしているが、こっちは
託麻、建志、俺、将悟、遥 の、後輩組5人で飲んでいる。
ぜんっぜん楽しくないけどな!!!!
「将悟さん、もっと飲みませんか?」
「え?あー…ありがと」
「いえっ」
おいおい…遥、語尾にハートが付いてんのがバリバリ見えるぞこの野郎。
俺がこんなだから、託麻と建志は気を使ってくれてる。
「まぁまぁ研斗。そんなに怖いオーラ出さんとってぇなっ。ほらほら、もっと飲んで」
「そうだよ、ったくもー…お前が将悟に寄っていけばいい話だろ?このヘタレが」
「うっ、るせーよ!分かってるし、それくらい…」
そう言って、グラスの酒を一気に飲み干した。
何なんだよ…………コイツ!!!!
何!?マジで、さっきから将悟にベタベタベタベタ引っ付きやがって!!!女子か!!!お前は!
いい加減、は!な!れ!ろ!
俺は内から込み上げてくる怒りと嫉妬心を押し殺し、疼く拳を納め、グラスを手に取った。
新人歓迎会をしている。
俺のときは無かったけど、ここの店も進化している。
あっちで先輩達がワイワイガヤガヤしているが、こっちは
託麻、建志、俺、将悟、遥 の、後輩組5人で飲んでいる。
ぜんっぜん楽しくないけどな!!!!
「将悟さん、もっと飲みませんか?」
「え?あー…ありがと」
「いえっ」
おいおい…遥、語尾にハートが付いてんのがバリバリ見えるぞこの野郎。
俺がこんなだから、託麻と建志は気を使ってくれてる。
「まぁまぁ研斗。そんなに怖いオーラ出さんとってぇなっ。ほらほら、もっと飲んで」
「そうだよ、ったくもー…お前が将悟に寄っていけばいい話だろ?このヘタレが」
「うっ、るせーよ!分かってるし、それくらい…」
そう言って、グラスの酒を一気に飲み干した。