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とあるホストの裏事情・完

第19章 お前は猫で、お前も猫。part2

「んっ・・・なにこれ~」


研斗が首を振ると、首輪についていた鈴がカラン、と鳴った。


「俺のモンだって印。うれしいだろ?」
「しょうごの・・・ものー?・・・うれしい」

素直に頷く研斗に、目を細めて微笑む。

そんなラブラブモードを壊したのは、氷悠だった。


「おい、遥完成」
「チッ・・・ 今ちょうど愛を育んでたのに・・・」
「うるせー見ろ」


言われた通り後ろを振り向くと、


「・・・お~」
「んふふ~・・・ にゃあ・・・?」






大きな大きなはるか猫が
いました。

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