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とあるホストの裏事情・完

第19章 お前は猫で、お前も猫。part2

研斗にフードをかぶせると、めちゃめちゃ襲ってやりたい衝動に駆られた。

紅潮した頬と
色気を放った目が

俺を誘ってるようだった。

さりげなく鈴をカラン、と鳴らすと、研斗がふにゃ、と笑った。


「・・・可愛いな、まじで」
「ん~・・・あーもう眠た」
「まだ寝んなよ。これからがお楽しみなんだから」


そう言ってかるーくチュッ、とキスを落とすと、一瞬キョトン、とした顔をしてから
またふにゃ、と笑った。


あー・・・もうっ

なんでこんなに可愛いかなぁ・・・


「おい将悟、いつまで遊んでんだ。そろそろこっちとも遊ぼ」
「えー・・・研斗まじで可愛いの。見てみ?この天使」
「へー・・・可愛いけど遥の方が可愛い」



ふたりでバカみたいな会話をしていたら・・・
なんとおいしい出来事になってしまった。

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