とあるホストの裏事情・完
第21章 親父
「お待たせしました」
「うん、じゃあ寝てていいよ」
俺が本当に眠たくなってきて
目を瞑る瞬間に
「ごめん」って声がしたけど
睡魔に負けて、そのまま眠りについた。
◇◆◇◆◇◆
「んっ・・・?ここ、どこ・・・?」
なんかの香水の匂い。
どこだ?
目を開けたはずなのに、視界が暗い。
あ・・・目隠しされてる・・・!!?
どういうことだよっ、手も・・・
縛られてるし・・・っ!!
怖い、怖くて・・・声が出ねー・・・
やだ、怖い・・・将悟っ!!
「やっほー、研斗くーん」
突然の声に身体がビクッ、と震える。
やっぱり、声は出ない。情けねー・・・ くっそ、誰だよこんなことしたの・・・!!!
「あ、怖くて声も出ない?へー・・・案外可愛いじゃん?もっと凶暴なのかと思ったわ、安心」
「はっ・・・だれ、だよ・・・っ」
あー・・・やっと声出た
「僕はー、近藤の主だよー」
「こん・・・どう」
あ・・・近藤さん・・・
どっかのお坊っちゃんって・・・コイツ!?
騙された・・・最悪だ・・・
近藤さん、いい人だったのに・・・
いや、じゃなくて!
今すぐ帰りたい・・・っ!!
将悟・・・助けてー・・・
「研斗くんさぁ・・・結構いいカラダ付きしてるよね・・・。服の上からでもわかる」
「あ、やめっ、来んな!!」
足音が、近付いてくるのが分かる。
目隠しされてるから、神経を鋭くしねーと・・・
よくわかんねー・・・っ!
「んー、あぁ、いいね。僕、人のものって大好き。彼氏いんでしょ、研斗くん」
「うあっ・・・触るな!」
ツツー、と頬を指でなぞられる。
近藤さんの主なのは分かったけど誰なんだよ!?
何がしたいんだよ!?
「うん、じゃあ寝てていいよ」
俺が本当に眠たくなってきて
目を瞑る瞬間に
「ごめん」って声がしたけど
睡魔に負けて、そのまま眠りについた。
◇◆◇◆◇◆
「んっ・・・?ここ、どこ・・・?」
なんかの香水の匂い。
どこだ?
目を開けたはずなのに、視界が暗い。
あ・・・目隠しされてる・・・!!?
どういうことだよっ、手も・・・
縛られてるし・・・っ!!
怖い、怖くて・・・声が出ねー・・・
やだ、怖い・・・将悟っ!!
「やっほー、研斗くーん」
突然の声に身体がビクッ、と震える。
やっぱり、声は出ない。情けねー・・・ くっそ、誰だよこんなことしたの・・・!!!
「あ、怖くて声も出ない?へー・・・案外可愛いじゃん?もっと凶暴なのかと思ったわ、安心」
「はっ・・・だれ、だよ・・・っ」
あー・・・やっと声出た
「僕はー、近藤の主だよー」
「こん・・・どう」
あ・・・近藤さん・・・
どっかのお坊っちゃんって・・・コイツ!?
騙された・・・最悪だ・・・
近藤さん、いい人だったのに・・・
いや、じゃなくて!
今すぐ帰りたい・・・っ!!
将悟・・・助けてー・・・
「研斗くんさぁ・・・結構いいカラダ付きしてるよね・・・。服の上からでもわかる」
「あ、やめっ、来んな!!」
足音が、近付いてくるのが分かる。
目隠しされてるから、神経を鋭くしねーと・・・
よくわかんねー・・・っ!
「んー、あぁ、いいね。僕、人のものって大好き。彼氏いんでしょ、研斗くん」
「うあっ・・・触るな!」
ツツー、と頬を指でなぞられる。
近藤さんの主なのは分かったけど誰なんだよ!?
何がしたいんだよ!?