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とあるホストの裏事情・完

第2章 好きじゃ…ない?

俺が最初に酒を受け取らなかった理由は、実は未成年だからというだけではない。


まぁ俺もそんなに真面目じゃないから、酒ぐらい飲んだことある。

だけど…その飲んだ結果、俺は酒に弱いということが分かった。

たった2杯飲んだだけなのに、俺はもうふわふわと浮いているような気持ちになっていた。



だから、それ以降はあまり酒を飲まないようにしている。





酒を受け取って5分間、俺は一口も口を付けなかった。


「おい研斗、飲まねーの?」


「ちょっと…遠慮しとく…」


「飲みなさいな。そんなに強くないから、大丈夫よ」


強くないのか…?俺は将悟と同じ酒を貰っていた。

将悟は普通に飲んでいる。

だから俺は大丈夫かなぁと思い、美嘉さんと将悟を信じて酒を飲むことにした。











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