とあるホストの裏事情・完
第26章 トラウマ
「あ、お疲れさん研斗! 今日どうだった~?」
スタッフルームに入るとすぐ、建志が笑顔で話しかけてきた。
人懐っこい笑顔だし、明るい性格だし、なによりイケメンだし。
こんな建志のこと好きな女、山ほどいるんじゃないかな。
「おぉ、お疲れ。 なんか、全然大丈夫だったぞ。女の人優しいから」
「ははっ、そーかぁ。 研斗のこと待っとったお客さん、よーけおったもんな~」
「マジか… なんか普通に嬉しいわ。あははっ」
「おー、研斗ちゃん笑ってるー」
「…ちゃんとか言うな拓麻」
「なーんでだよ俺は久しぶりに研斗の笑顔が見れて安心してんの!」
あれ、俺そんな笑ってなかったかな…
まぁ、よく分かんないけど、そう言ってもらえて純粋に嬉しい。
俺を笑顔にしてくれる場所が、あるってこと。
「研斗、帰ろ」
「あ、おう」
「ほな、また明日な!」
「さ、俺らも帰りますか~。あー疲れた疲れた」
「おっさんみたいやな、拓麻」
スタッフルームに入るとすぐ、建志が笑顔で話しかけてきた。
人懐っこい笑顔だし、明るい性格だし、なによりイケメンだし。
こんな建志のこと好きな女、山ほどいるんじゃないかな。
「おぉ、お疲れ。 なんか、全然大丈夫だったぞ。女の人優しいから」
「ははっ、そーかぁ。 研斗のこと待っとったお客さん、よーけおったもんな~」
「マジか… なんか普通に嬉しいわ。あははっ」
「おー、研斗ちゃん笑ってるー」
「…ちゃんとか言うな拓麻」
「なーんでだよ俺は久しぶりに研斗の笑顔が見れて安心してんの!」
あれ、俺そんな笑ってなかったかな…
まぁ、よく分かんないけど、そう言ってもらえて純粋に嬉しい。
俺を笑顔にしてくれる場所が、あるってこと。
「研斗、帰ろ」
「あ、おう」
「ほな、また明日な!」
「さ、俺らも帰りますか~。あー疲れた疲れた」
「おっさんみたいやな、拓麻」