とあるホストの裏事情・完
第28章 もっとちょうだい
将悟の顔みてると、俺、なんかすげー興奮してくる…
けっきょく、いつも俺の方が好きだ…
ベッドにつくと、将悟が俺に覆い被さりながらいきなり言ってきた。
「研斗、わり… ゴム切れてた」
「え… マジで…?」
俺の身体を気遣ってくれて、いつも将悟はゴムをつけてくれる。
生でやるのは、結構久しぶりだったりする。
0.01mmだから、あってないようなモンだけど…
なかったらなかったで、ちょっと不安。
でも、将悟が耳元で、
「生じゃだめ…?」
なんて囁いてくるから、ゾクゾクしてしまってコクコクと頷いてしまった。
嬉しそうに目を細めて笑う将悟に、なんか… きゅうぅっ、てなった。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「研斗、一緒住まね?」
「はぁっ… っえ…? なん、だよ…いきなり… っん」
将悟が、俺のアナルを舐めながら言った。
ぴちゃぴちゃ、といやらしい音をたてて弄ばれる。
もっと… 奥がほしいのに。
「今も同棲してるようなもんだけどさ、二人の部屋にしたいから」
「っん… いーんじゃ、ねーの…?」
「強がってんなよ、嬉しいくせに。 急にしめてんじゃねーよ」
「あっ! やっ、」