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とあるホストの裏事情・完

第31章 氷悠 × 遥 ー 守りたいもの ー


◇◆◇◆◇◆◇◆



「あ、氷悠!! とりあえず中入って!」

店の外で俺を待っていたんだろう、研斗が俺を手招きしていた。
こいつもまた、慌ててる。

電話を受けたときからだけど
嫌な予感しかしていない。

研斗に導かれるがまま
たどり着いたのはスタッフルームらしきところ。

中に入ると、


「はる、か」
「うっ、… 痛いです将悟さん」

傷だらけの遥がいた。

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