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とあるホストの裏事情・完

第1章 危ないホストクラブ

俺は二人のやりとりを黙って見ていた。

すると、将悟と呼ばれていた男と目があった。

「あれが新入り?」

「おーそうだよ!研斗くん!
・・・あー!そうだそうだ。うちは源氏名つけない主義なんだけど、どうするっ?希望があれば決めてもいよ!」

「源氏名・・・いや、いらないです」

「研斗・・・?普通にかっこいいし、いんじゃね。」

将悟が口を開いた。

「おー!OK じゃ、研斗でいい?」

「ハイ」

「よっし!じゃあ僕は次に会議があるから・・・将悟!指導室に連れっててあげて」

「はぁ?何で俺が・・・」


「んじゃっよろしく~」


「おいっ・・・はぁ・・・ おい、お前、行くぞ」

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