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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第2章 本当の偽装恋愛依存症。

「赤司になんの電話したん?」

「はい、赤司君が協力してくれるようです」

ふうっと息を吐きながらボクは簡潔に言った。
赤司君の協力を仰げるとなったら、これほど心強いものはない。

「赤司って京都にいるんじゃねーの?」

火神君が不思議そうに首を傾げるのに対し、桜井君はああと手を打った。

「そう言えば今日、千葉の強豪校と洛山が練習試合をするって、桃井さんが言ってました」

その言葉に火神君もなるほど、と頷きかけた。

「そうか…って今日!?平日じゃねーかよ」

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