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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第2章 本当の偽装恋愛依存症。

黄瀬:黒子っち、最近笠松センパイ見てないっスか…?(・ω・`)

LINEを開き、手早く文字を打ち込んだ。

4時限目開始のチャイムが鳴り、各自は自分の席へぞろぞろと着き始めた。

しかし、それを気にすることなくオレはスマホの画面を眺め続けた。

黒子:知りたいなら、帝光中学に来て下さい。馬鹿犬。

ふっと文字が現れ、心臓を鷲掴みにされた。

「先生、腹痛いんで保健室行ってきます」

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