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オレの彼氏は“偽装恋愛主義者”。

第2章 本当の偽装恋愛依存症。

景色が窓の向こう側で、颯爽と流れていく。
そこには都会の建造物しかないから、全くもって面白くもない。

カタンコトンと電車に体を揺られながら、ふと思った。

なんで帝光なんスかね。

そもそも、なんで黒子っちが?

思わず、黒子っちにLINEをした自分の野生本能にも身震いするっスけど…。

あれから黒子っちからは「とりあえず来て下さい」としか来ていなくて、もう行くしかない状況に置かれている。

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